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合わせ梁のシステム係数はどのようにして決めるのですか?

下図の梁 3-210 および 2-210 において該当するシステム係数(Ks)は、どの値でしょうか。

3-210 のシステム係数 Ks は 1.15、
2-210 のシステム係数 Ks は 1.0 です。

3枚合わせの梁については、構造計算指針の「3本以上の部材を合わせ梁として均等に曲げ変形が生じるようくぎ打ち等により一体化したもの」に該当します。従って、Ks=1.15 です。

2枚合わせの梁で、両側に隣接する根太が間隔 60cm 以下で平行して配置される箇所は、Ks=1.15が該当します。しかし、上図の 2-210 の床梁配置部分は、片方だけに隣接する床根太が配置される状態となっており、荷重分配が行われないので、Ks=1.0 の採用となります。
 

システム係数とは
たるき、根太など同種の部材を複数本並列配置し構造用合板と緊結した場合、構造用合板を通して力が隣接する部材に伝達され応力の再分配が行われます。そのため、曲げに対する許容応力度を割り増して良いこととしています。この割り増すための係数をシステム係数といいます。

システム係数を構造設計指針では Ks、枠組工法建築物スパン表ならびに住宅金融支援機構のスパン表では Fsys の表記を用いています。

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