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計算事例での開口脇のたて枠軸力はどのようにして計算しているのですか?

質問:
「2007年 枠組壁工法建築物構造計算指針」のたて枠軸力の算定について、 第Ⅵ編事例2の算定で、たて枠1本にかかる軸力は、下式となっています。

南 N=33240/{(12.74/0.455)+1}=1146N/本
      =負担軸力/{(軸力負担部分壁長さ/たて枠ピッチ)+1=29 本}

南面は掃出し開口であり、有効なたて枠の本数は 29 本もないのではないでしょうか。
また、開口脇軸力の計算式で、(1146×3 本)/2.5 本となっている根拠を教えて下さい。

回答:
「2007 年 枠組壁工法建築物構造計算指針」第Ⅰ編第 3 章の 3.1.4 の計算式(34 頁)は便宜上、開口部が存在しないものとして一般部分(無開口壁部分)の軸力を計算するという考えにより設定したものであるため、実状とは異なっています。

前述の如く、無開口壁部分は上記計算式で算出できますが、開口脇の軸力については、以下の修正をする必要が生じます。

すなわち、無開口壁として想定したたて枠の負担本数(以下、Aと称する)を乗じ、そこに実際に存在するたて枠本数(以下、Bと称する)で割るという補正を行います。

本例の場合は、Aが 3 本であり、Bが 2.5 本であるため、開口脇軸力が、たて枠の 3 本/2.5 本となっています。(下図参照)
 

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