日本ツーバイフォー建築協会 四国地区懇談会の開催レポート
日本ツーバイフォー建築協会の四国地区懇談会が高松国際ホテルにて2011年7月22日に行われました。
四国地区会員のうち9社18名と、徳島県林業振興課より2名、日本ツーバイフォー建築協会から4名の参加で開催した懇談会です。
日本ツーバイフォー建築協会事務局 佐野氏より開会の挨拶です。
日本ツーバイフォー建築協会の小沼伸太郎 部資材委員会準備WB主査(三菱地所ホーム(株)発注統括室長)による、地域材活用についての講演です。
三菱地所ホームでは2011年~2013年のうちに、スタッド・小屋組材(トラス含む)・木質I型複合梁について、国産材利用100%を目指して事業を進めていくようです。
つづいて徳島県林業振興課 次世代林業推進室 室長補佐 金井仁志氏による講演です。
現在新築住宅のうち10%を占める2X4工法ですが、価格の安い外国材に頼っており、杉の有効利用という観点から国産材による2x4部材の開発は非常に重要な取り組みとなってきています。
さらにつづいて日本ツーバイフォー建築協会 技術部会長 河合 誠氏による「ツーバイフォー工法の正しい設計・施工」と題した講演です。
内容はリクエストに答える形で、「いまだに一部からきこえる2x4工法への偏見・中傷に対する合理的な反証」でした。
津波によって住宅の1階と2階の分離が起こった例などを挙げながら、震災・津波に備えて地域ごとに耐震・対津波を考慮した建築を模索する時代に来ている、という締めくくりでした。
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